こちらは一次創作小説の構想ネタや設定のまとめ

2743年、ユースタシュ王国レミンスター大聖堂にて行われたカイル・ラ・ユースタシュ戴冠式と同日、即位朝見の儀で国王直属王室師団が指揮実行した大量虐殺。
その後も続いた、王侯貴族や臣民の大規模弾圧を含む。


概要

双子の実弟であるカイン・ラ・ユースタシュ王太子の死後、カイルは立太子礼を行い、オルヴィス・ラ・ユースタシュ宰相共々処刑。
国王の座に就いて最初の政務、即位朝見の儀が行われる予定の儀式殿に集めた実母祖母含めた蒼国王族蒼国貴族、前王時代の官僚達を殺戮した。
異を唱える多くの臣民を収監や断首刑後とし、辺境伯権限をも廃止。完全なる中央集権を築いて漸く、粛清の嵐はおさまった。

背景

大粛清の要因として主に考えられるのは絶対的な権力掌握である。一方的に辺境伯権限を完全廃止し、完全なる中央集権を築いたことから伺える。
次に、宮廷の絶対的権力を掌握していた祖母ヴィクトリア・ラ・ユースタシュを始めとする、蒼国王族達との確執が挙げられる。
直系王族は不老長寿であるがために女性王族が多く存命中で、王太后達の権力が強力なままだった。
特に、直系の蒼国王族であり前蒼国王王妃であり王太后であるヴィクトリアの権力は確固たるもので、官僚や蒼国貴族たちは皆逆らえない状況だった。
カインを王太子指名したことで確執が生まれ、ラティーシャ・ラ・ユースタシュとの再婚を反対されたことが大静粛への引き金と言われている。

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