こちらは一次創作小説の構想ネタや設定のまとめ

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2748年から2749年にかけて[[ユースタシュ王国]]と[[ゲーグル王国]]との間で行われた独立戦争。

**概要
[[サウス大陸]]ゲーグル王国本土で勃発した戦争。

戦争の引き金となったのは2748年、[[ヴァレノ]]に訪れていた[[蒼国王家]]の御召馬車を止めた黒族の少年((身元不明))が、蒼国人将校にその場で処刑された事件([[ヴァレノ事件]])である。

これを受けたゲーグル民族主義者が、各地のゲーグル王国民群衆を暴動に駆り立て反乱は一気に全土に拡大し、[[ゲーグル革命]]へと発展。宗主国ユースタシュ王国に対して宣戦布告をした。
これを受けたゲーグル民族主義者が、各地のゲーグル王国民群衆を暴動に駆り立て、反乱は全土へと拡大。黒国王国軍上層部が軍事クーデターを起こし、宗主国ユースタシュ王国に対して宣戦布告をした。

当時、両国の間には圧倒的な戦力の差がありゲーグル王国の敗戦は瞭然であったが、ユースタシュ王国は世界一の軍事力を誇っていたその戦力を分散させざるを得ない状況に陥った。[[十一月危機]]である。

[[蒼国王]]は[[サウス植民地独立戦争]]へ派遣した[[ユースタシュ軍]]に、幼い第一王女及び第一王子はゲーグル独立戦争に参戦した[[中央軍>ユースタシュ中央軍]]陸海空聯合師団に従軍した。

当初ユースタシュ王国は世界各国に戦力を分散させており、革命を鎮圧させるために動かせた動員数は駐屯師団を合わせて三万程度であった。
共同戦線を張った[[アルフォベック王国]]の助力も期待できた。
にも関わらず、ゲーグル王国側は劣勢であった。

しかし、ユースタシュ王国側の指揮系統が壊乱したことにより、戦況は逆転。
銃器を大量に持ち込みんだ反乱軍は、蒼国本軍を撃破した。

従軍していた第一王女及び第一王子は、[[フォルヨーク]]の駐屯基地に残っていた後方支援部隊を引き連れアルフォベック王国軍に投降。

ゲーグル王国がこの戦争で得たものは、独立並びに新政府の正式承認だけだった。


**背景
ゲーグル独立戦争勃発の背景には、いくつかの点が指摘されている。
+独立前のゲーグル王国は、自治が認められてゲーグル人((その多くは黒族である))による統治が行われていたものの実際はユースタシュ王国の植民地支配下状態であり、[[蒼国王家]]や[[蒼国貴族]]による搾取や身分差別が長年に渡り行われ続けたことによりゲーグル人の不満が蓄積。
+ヴァレノ事件をきっかけに、多くのゲーグル人の宗主国に対する反感が一気に強まり、反乱の参加者の増大となって規模や地域が拡大。
+黒国軍上層部による黒国女王処刑が、ゲーグル独立戦争に繋がった。

またこの戦争では、いくつかの不審な点が指摘されている。
+戦争のきっかけになったヴァレノに、厳重な警備体制にも関わらず身元不明の黒国人少年が一人で居た。
+同じく厳重な警備体制のフォルヨーク王宮にて、蒼国将校の配下である黒国軍人達がクーデターを成功させた。
+戦争発生時世界各地に戦力が分散させられ人員不足、そして弱国相手だったとはいえ、派遣され陸海空聯合師団の人員が少人数である。
+未だ幼かった蒼国第一王女と蒼国第一王子の従軍。
+反乱軍を率いたのは、教養も戦歴もない一介の黒国人陸軍大佐。
+ユースタシュ王国にしか普及していなかった銃器を、なぜか反乱軍が大量に所持していた。

などである。


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